2011年07月25日

三俣診療班と「梅雨明け10日」

最近下界の天気も変だ。
今日も午前中晴れていたのに、午後から曇り→雷雨!。で帰宅する頃には晴れている。
メカニズムからは「亜熱帯気候」になったから、ということだろうけど

北アルプス山域の天気にそっくり。

夏山シーズンは午前中快晴→気温上昇とともに山肌を伝う上昇気流発生→積乱雲発生→稜線沿いで雷雨→気温の低下とともに再び晴れて日没時にはすばらしい夕焼け・・・の繰り返しの毎日である。梅雨明け後10日間は北アルプスではほぼ快晴が約束され、この時期登山客がどっと増える。そのような日々でも午後からの突然の雨はおこる。そのため、夜明け前から行動し午後早いうちにはその日のルートを終了させ、雷雨になるころにはテント場でくつろぐことが理想であった。
下界は上昇気流は受けないが 東にずれた高気圧のせいで南からの湿った空気が入るわけで、標高差はないものの山の天気とおんなじメカニズムとも考えられる。

・・・・ということで、今日の天気を見ながら むかしむかしの 北アルプス山行を懐かしんでた。
あの時はまだ20歳代の若い時期。毎年夏は 北アルプスへ サークルで7日間+個人山行7~10日を繰り返し、ほぼ北アの縦走ルートは歩いたっけ。余力のあるシーズンには その後 北海道へバッグパッカーとしても旅行し、ぎりぎりまで遊んでた。

ここ10年ほどで下界において「メリハリの利いた梅雨明け」をあまり感じなくなったってことは、山での「梅雨明け10日」原則は崩れたってことだろうか・・・。
もはや、18年間も山に登っていない僕には よくわからない・・・。

なんて考えるのも、現在 北アルプス三俣蓮華岳の 「三俣山荘」では 香川大学岡山大学合同の三俣診療班、が活動中なのである。毎年下界からの電話サポート隊でしか協力できないが、今年も大きな事故なく活動を終えてくれることを切に思う。

この夏、三俣周辺にお出かけの皆様、ぜひ 三俣山荘裏にある
「三俣山荘診療班」診療小屋に顔出してください!!。
患者さんとして、でないほうが、班員一同 大歓迎です!(^^)

近くには(あ、近くといっても往復1日)高天原温泉があって気持ち良いですよ!!!。


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